成功する社長、起業家の特徴を10個徹底伝授
- 成功する社長になるためのポイントを10個解説
- この10点を意識して行動することで、信用される社長、会社になれる
- 相手を喜ばせるために、すべての行動がある。スピード、コミュニケーション、サービスなど全てにおいて意識する。
理想=夢の大きさは、その社長の成功の結果に比例することになります。結局、目標とはある意味、ただの指標に過ぎず、 50億円の会社にするんだと決めたとして、大抵は目標を達成せずに終わってしまうからです。大きな理想を掲げておかないと、結局、着地としては、低いところに着地してしまいます。
短期、中期、長期でビジネスを捉えたときにも、あなただけの道しるべになります。
・ なぜ、起業をしたのか
・どんなことを成し遂げたいのか
・どんな価値観を大切にしたいのか
とことん考えてみましょう。逆に、どんな会社には絶対にしたくないか、やりたくないことも考えてみましょう。あなたが考えた通りにして、あなたはならないのです。
起業後に、なかなか、商品やサービスにおいて差別化ポイントをつくることは難しいです。小手先での差別化はできます。しかし、本質的な差別化というのは、必ず理想から生まれてきます。理想からしか生まれないと言っても過言ではありません。
あなたが掲げる理想を実現するために、あなたは圧倒的に試行錯誤をすることになります。いろいろな手段を試すことになるでしょう。毎日理想に向かって、変化をしていくのです。
このゴールのない理想を追い求める過程の中で、生まれるのが、他社が提供できない価値、それがあなたをあなたしめるもの、お客さんからお金をもらえる理由になっていくのです。
先に書いたように、理想の有無が、結果を変えるという話をしましたが、理想を考え、紙に落とし込むことは、実は、起業して一番最初にやるべき、起業家の仕事だと思います。
理想は、「魔法のことば」です。 理想は、現実を変える、ものです。 絶対に侮ってはいけません。
社長というのは、常にアイデアとの戦いと言っても過言でないです。今の市場や社会、競合では、出ていないアイデアを考えて、形にできるかがポイントになります。社長は、常に、自分のサービスを俯瞰しながら、もっとよくできないか、新しい形はないか、新しい価値をつけることができないかと考えることになります。これは毎日そうです。1回決まったからと言って、終わりは永遠にありません。
アイデアマンと言われる人の共通点として、やはり膨大なインプットをしています。インプットというのは、情報や体験の積み重ねのことです。何かをアウトプット(アイデアを出す)しようとすると、 インプットが必要になるということ。インプットの質と量にこだわってほしいです。 必ずあなたのアウトプットが変わっていきます。
・ 本を読む
・人に会う
・旅に出る
インプットの量&質をとにかく高めてください。また、自分のいる業界に関することだけを、 インプットしていたらよいかというと、そうではありません。
実は、自分の業界ではなく、他の業界で行われていることを、自分の業界、自分のビジネスにも応用できないかと考えるべきです。そのため、積極的、他業界のインプット、海外での事例などを大切にしてください。他社が持っていない情報をあなたが入手できれば、それは大きな優位性に代わります。
アイデアづくりのためのポイントはこちらもお読みください。
ヒットを生み出すアイデアづくりについて
「桃太郎ってどんな話ですか?」 と聞かれたら、あなたは何て答えますか?
多くの人が、 「桃太郎」が、お婆さんから黍団子(きびだんご)を貰って、イヌ、サル、キジを従えて、鬼ヶ島まで鬼を退治しに行く物語。」 と答えると思います。(多少異なるにせよ、大方は同じだと思います。) これはこれで説明として成り立っているわけです。ただ、成功する社長というのは、これではダメです。
何がダメかと言うと、この説明は、ほとんどの人がする説明だということです。 当たり前の説明なのです。
あなたが、「何の仕事をしていますか?」と聞かれたときに、仮に名刺をつくっている会社だとしましょう。
多くのお客様(社長)は、名刺をつくっている人や会社に会ったことが何回もあると思います。その人に、自分は名刺をつくっている会社をしていますと伝えても、「前にもそういう会社さんに会ったことあるな」で終わってしまうわけです。他と同じことをしても、言っても、ダメなのです。
大切な視点として、他の人が言わないことを言う、 他の人が気が付いていない視点を提案するということが大切になります。もちろん、奇をてらうようなことではなく、本質に寄り添っていなくてはいけません。
例えば、桃太郎の話を、通常のありきたった説明、視点でない、形で、説明できるでしょうか?1つの例として、多くの人は、桃太郎を、ハッピーエンドのストーリとしてとらえています。これは、桃太郎の視点、鬼にいじめられている町民の視点で話がされているわけです。
では、違った人物の視点で、桃太郎の話をみてみるとどうでしょうか。例えば、鬼に子供や家族がいたとして、その立場で、桃太郎の話をみたらどうみえるでしょうか?
もしかしたら、 「鬼の子供からすると、急に、桃太郎というよくわからない奴がやってきて、お父さんである鬼がやられてしまったという話」になるかもしれません。しかも、お父さん鬼は極めて家庭、子供を大切にする鬼で、鬼の子どもからすると、自慢のお父さんだったとしましょう。誰の視点でみるのかによって、話は全く変わるということです。
あなたを含めて10人の人がいたとき、1人ずつ桃太郎の話をしてくださいと言われたときに、多くの人は、 「桃太郎」が、お婆さんから黍団子(きびだんご)を貰って、イヌ、サル、キジを従えて、鬼ヶ島まで鬼を退治しに行く物語。」 と答えます。その中で、ラストにあなたが、 「鬼の子供からすると、急に、桃太郎というよくわからない奴がやってきて、お父さんである鬼がやられてしまったという話」だと答えたらどうでしょうか。恐らく一番評価(印象に残る)される人になれるかもしれません。視点にしても、他の人にない視点であり、かつ、奇をてらった話でもありません。
これが、実際にあなたのビジネスを説明してくださいとなったときにも、多くの会社は、同じ話をするわけです。 すごくつまらない説明になります。 そのとき、あなたが、他の会社がしていない視点、話をできたらどうだろうか? 想像してみてください。
ふとした発言が、あなたの信頼を変えます。
ふとした発言が、あなたの実力を物語ます。
ふとした発言が、相手を感動させます。