会社員にもおすすめ!「副業でコンサル」の始め方

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手取り収入が伸び悩み、手っ取り早く副業を行いたいと考えている人は多いのではないでしょうか。

もっとも、副業といっても多種多様な仕事があり、自分にあったものを選ばなければかえって負荷ばかり大きくて実入りが少ないということになりかねません。

そこで、以下では自分のスキルを活用して多くの収入につなげることができるコンサルについて、その内容と始め方を紹介していきます。

副業としてコンサルがお勧めできる理由

一口にコンサルといっても、その内容は一様ではなく、マーケティングコンサルやITコンサルなど、専門性を発揮できる分野ごとに特化してクライアントに対してアドバイスやサポートを提供するような仕事全般が含まれます。

このコンサルの特徴としては、基本的に肉体労働ではなく頭脳労働なので身体への負担が比較的少なく、またこれまでビジネスマンとして培ってきた経験やスキルを活用する余地が非常に大きいことから、コンサルを始めるために一から何かを勉強し始める必要がそれほどないということがあります。

これらのコンサルの特徴から副業に向いていると言える一つ目の理由は、忙しいビジネスマンであっても、空いている時間で取り組むことが容易であるということです。

コンサルとクライアントの関係性にもよりますが、基本的にはコンサルの役割はクライアントが抱えている問題に対して解決に導くようなアドバイスや指針を示すことです。

そのため、自らに問題点を適切に把握するだけのスキルが備わっているのであれば、それほど時間をかけずにそういったサービスを提供することは難しくありません。

次に、二つ目の理由として、自らのスキルを世の中で試してみることによって力試しをすることができるということです。

もちろん副業とはいえ報酬を受け取る以上はいい加減な気持ちで取り組むべきではありませんが、コンサルを通じて自身に不足しているスキルが認識できた場合には、それを補うための勉強をすることによって本業にも好影響を与えることが可能となります。

副業としてコンサルをお勧めできる理由は、この二つだけに留まりません。

もっとも大きな理由は、他の副業と比べてコンサルによって多額の報酬を受け取る可能性があるということです。

例えば、コンビニのアルバイトであれば、いくら一生懸命に働いても決められている時給以上の報酬を受け取ることは基本的にはできませんが、コンサルの場合には、自らのスキルが有用だとクライアントに認識してもらうことができれば、報酬の上限はほぼ青天井となり得るのです。

そのため、本業の報酬を補うためになるべく多くの報酬を副業で得たいと考えている人にとって、コンサルは魅力的な仕事といえるでしょう。

副業としてコンサルを行う場合の注意点

副業としてコンサルを行う場合には、あくまでも本業に支障を来すような働き方をすべきではないという点に注意が必要です。

副業を容認する企業の数は増えてきているとはいえ、それはあくまでも本業に悪影響がないということが前提になります。

前述のとおり、コンサルは空いている時間で取り組むことが可能ではあるものの、その道を極めようとすると多大な時間が必要にもなりかねないため、あくまでも副業と捉えて必要以上に時間を割きすぎないようにしましょう。

特に、締め切りがあるような働き方になってしまうと、睡眠時間を削って対応せざるを得なくなります。

結果的に健康を損なって、本業と副業のいずれにも支障を来すことになるため、クライアントから求められた際に助言を与えるアドバイザー的な働き方がお勧めです。

また、コンサルの対象とするクライアントの業種は自らが本業として勤務している会社とは異なるところを選んだ方が良いでしょう。

というのも、会社員であれば就業規則などにおいて守秘義務や競業避止義務といった様々な義務が定められていることが一般的であり、競業他社に情報を流したり、その手助けをしたりするような行為はその違反に問われる恐れがあるためです。

最悪のケースとしては、会社から損害賠償を請求されたり、解雇されて本業を失ったりすることになりかねませんので、対象とするクライアントと契約する際には相手の業種に注意した方が良いでしょう。

副業としてのコンサルの始め方と準備

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まず、簡単にコンサルを始めたいという場合には、スポットコンサル向けのオンラインサービスを利用することがお勧めです。

ビザスク、スキルシェア、サンカク、サーキュレーション、スマートキャリアなどのサービスが代表的なものであり、ビジネスにおいて解決すべき問題を抱えている人と、そういったことに対する知見を有する人とのマッチングを行うのが主なサービス内容となっています。

登録時に自らのプロフィールや経歴、提供できるコンサル内容などを記載すると、コンサルが必要な案件の一覧が表示されるため、それらの中から自分にできそうなものを選んで申込み、それを相手方が受け入れればコンサル契約が成立することになります。

また、より本格的にコンサル業務を行いたいということであれば、継続的に関係を維持できるクライアントを開拓することが必要となります。

そのための方法としては、自らが今現在有している人脈を活用することがもっとも容易で確実です。

例えば、友人や知人で仕事に悩みを抱えている人の相談に乗ることから始めてみるのはどうでしょうか。

知り合いから金銭を受け取ることに抵抗があるのであれば、最初は無償で行い先方が望むのであればお金をもらって継続的な関係に移行するというやり方も可能です。

それ以外の方法としては、SNSを活用することも有効です。

SNS上で共通の仕事の悩みを抱えている人が集まっているコミュニティに登録して、彼らの悩みに答えることを通じて信頼関係を構築し、その後のコンサル契約につなげるという方法になります。

副業としてのコンサルのまとめ

副業としてコンサルを行うということは、時間を有効に活用して多くの報酬を得たり、自身の実力を試すことで本業への好影響が得られたりするという数多くのメリットがあります。

一方で、本業に悪影響のない範囲で行うべきなどといったいくつかの注意事項はあるものの、スポットコンサル向けのサービスを活用するなどして簡単に始めることが可能です。

ですので、少しでも収入を増やしてみたい方はぜひ一度取り組んでみてはいかがでしょうか。

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