法人の種類を総まとめ!設立・形態・義務など違いを徹底比較
- 事業を行うにあたり、形の検討は大まかに5種類ある
- 資金調達方法が3種類ある
- 公益認定を受けた時の優遇措置
株式会社と合同会社(LLC)、社団法人・財団法人とNPO法人の間には、「営利団体」なのか「非営利団体」なのかという違いがあります。株式会社と合同会社(LLC)については規模の大きさの違いがポイントと言えます。また、株式会社は株式を元手に資金調達をする事が可能です。合同会社(LLC)は、株式会社よりも安く設立する事が可能となっています。
一方、社団法人・財団法人のような団体とNPO法人との違いは、どれも非営利団体ではありますが、NPO法人の方がより公益性が求められ、行政からの許可が必要となります。
また他に、投資会社、合資会社、合名会社といった種類の法人もあります。投資会社は、投資家の方から資金を調達し、企業を買ったり、不動産などにお金を投入して、利益を得たりする法人です。個人の投資家よりも、国内の株式配当金の20パーセントが非課税になるなど、節税対策をする事が出来ます。
一方、合資会社と合名会社は似たようなものにはなりますが、共通点としては「無限責任」であると言う事です。株式会社と、合同会社(LLC)が「有限責任」なのに対し、無限責任である合資会社と合名会社は、資本金の金額を超える責任を追わなければならない為、有限責任会社に比べてリスクが高いと言えます。
各種類の法人には、以上のような違いがありますのでぜひ参考にしてください。
【共通点】
【異なる点】
法人における、株式会社・合同会社(LLC)・社団法人・財団法人・NPO法人について、まとめて解説しました。
皆さんが、どの種類の法人にて起業をするのか?について、全体的な形態を把握し、参考になれば幸いです。
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