起業するには大学に行った方がいいの?大学別の社長データも紹介

ポイント
  1. そもそも起業するために大学進学する意味はあるのか?
  2. 大学に行けば起業できるわけではない
  3. データでみる社長の出身校

起業を目指す方は大学進学が起業のためにどのような影響を与えるのかを考えると思います。「大学にいかなければ起業はできない」や「才能があるなら大学など行くだけ時間の無駄」のように極論を述べるつもりはありません。

今回は公表されている社長の出身大学のデータを明らかにしつつ起業と大学について考えていくこととします。

起業家に大学進学はプラスかマイナスか?

大学進学しなければ得られない効果もある

起業する目的がはっきりしているのなら、大学進学はしないで早く起業したほうがいいのではないか?と考えることはあるでしょう。昔と異なり、最近はインターネットの発達で起業に必要な情報は家からいくらでも(しかも多くが無料で)手に入れることができるようになっています。その意味では知識面だけを考えると大学進学にそこまで意味はないという意見も一理はあることは確かです。

実際に株式会社ZOZOの前沢勇作社長は高校卒業後に始めたビジネスの延長で現在のZOZOTOWNを作り上げ、日本の富豪ランキングの上位に登場するまでになっています。

しかし、大学にいかなければ絶対に得ることのできないものも存在しています。それは知識の部分ではなく、大学生活の中で得られた人脈や、同じ大学の卒業生(OB・OG)とのつながりなど、実際に卒業して起業した後になって大学に進学した効果を感じることもあるのではないでしょうか。

その意味では起業の目的がはっきりしていたとしても、大学進学には一定の効果はあるといえるでしょう。

進学するなら大学だけでなく学部も考えよう

大学に進学すると決めたのであれば、重要なことはどの大学に進学するかだけではなく、どの学部を目指すのかということも真剣に考えなくてはいけません。

起業のために役に立つ学部に進学しなければ、大学に進学した意味が半減してしまいますし、お金も時間も無駄に消費してしまうだけの結果にもなりかねません。起業家となる方の出身学部としては経済学部・商学部・法学部・理工学部など起業後に直接役に立つと想像できる学部が多いようです。起業家の出身大学詳細については、記事の最下部のおすすめ関連記事にリンクがありますので気になる方は確認してみてください。

昨今ではITやAIのサービスを提供するベンチャー企業が増加していますので、理工学部や工学部といった一見すると起業とは関係ないような学部出身の社長もおられます。最終的には、あなた自身がどの分野で起業するかによって最適な学部が決まってきますので、しっかりとビジネスプランをイメージできていれば迷うことはなさそうです。

最近の大学は起業支援をしているところもある

最近は起業支援を積極的に行っている大学もあります。

これは大学だけの考えではなく、国の政策が起業家をより一層養成しようという傾向にありますので、その政策を実現するために私立大学を中心に積極的に起業支援プログラムを充実させてきているようです。また起業支援を行っていても実際に起業するために役に立つ環境が大学内に整備されていなければ起業支援も絵に描いた餅となってしまいますので、大学の環境もしっかりと把握しておくことが重要となるでしょう。

社長の出身大学いろいろランキング

この項では大学と社長に関連したデータをいくつか紹介させていただきます。データがすべてではないですが、起業したい場合の大学進学の参考にしてみてください。
参考リンク➡「帝国データバンク・全国社長出身大学分析2018」

出身校ランキング

帝国データバンクが毎年全国社長出身大学分析というデータを公表しています。上位30校までが紹介されていますので見ていきましょう。

 

順位 出身校 社長の人数
1位 日本大学(東京都) 21,148人
2位 慶応義塾大学(東京都) 10,903人
3位 早稲田大学(東京都) 10,283人
4位 明治大学(東京都) 8,894人
5位 中央大学(東京都) 7,709人
6位 法政大学(東京都) 6,333人
7位 近畿大学(大阪府) 6,272人
8位 東海大学(東京都) 5,747人
9位 同志社大学(京都府) 5,302人
10位 関西大学(大阪府) 4,182人
11位 青山学院大学(東京都) 3,946人
12位 専修大学(東京都) 3,912人
13位 立教大学(東京都) 3,693人
14位 立命館大学(京都府) 3,693人
15位 関西学院大学(兵庫県) 3,284人
16位 福岡大学(福岡県) 2,875人
17位 東洋大学(東京都) 2,807人
18位 駒澤大学(東京都) 2,757人
19位 甲南大学(兵庫県) 2,600人
20位 東京大学(東京都) 2,579人
21位 神奈川大学(神奈川県) 2,471人
22位 名城大学(愛知県) 2,428人
23位 東京理科大学(東京都) 2,226人
24位 京都産業大学(京都府) 2,153人
25位 愛知学院大学(愛知県) 2,068人
26位 東京農業大学(東京都) 1,979人
27位 明治学院大学(東京都) 1,911人
28位 大阪工業大学(大阪府) 1,882人
29位 京都大学(京都府) 1,820人
30位 東北学院大学(宮城県) 1,745人

データを見ると、東京都に本拠がある大学が上位にずらりと並んでいることがわかります。また社長とは関係ないですが、毎年1月2日・3日に行われる箱根駅伝の出場校が社長の出身校ランキングに多く登場していることもよくわかりますね。

ランキングのほとんどを私立大学が占めている事を疑問に思うことがあるでしょう。その理由としては、そもそも私立大学は生き残りのために経営戦略として学生の定員を多くしている傾向がありますので、定員の少ない難関国立大学と数で比較するのはそもそも無理があるという点があります。

実際に社長・起業家になりやすい学校として判断するのであれば、これまでの卒業生の数を母数として分子を社長の数にして割合を出さなければ公平なデータとはいえないでしょうから、ランキングのデータはあくまでも参考程度に考えておくべきでしょう。

性別から見る出身校ランキング

順位 男性社長 女性社長
1位 日本大学 慶応義塾大学
2位 慶応義塾大学 日本大学
3位 早稲田大学 早稲田大学
4位 明治大学 青山学院大学
5位 中央大学 日本女子大学
6位 近畿大学 共立女子大学
7位 法政大学 上智大学
8位 東海大学 明治大学
9位 同志社大学 同志社大学
10位 関西大学 立教大学

性別で社長の出身大学を比較すると女性社長の場合には女子大が上位に食い込んでくることが特徴的です。しかしどちらにしても私立大学が優勢なことには変化はありません。

上位10校ですと、男女どちらにも国立大学が1校もランクインしていないのは驚きではないでしょうか。また上位3校あたりは全体の順位と比較してもほとんど変化がないのも特徴といえるでしょう。

上場企業の出身校ランキング

順位 出身校 人数
1位 慶応義塾大学 260人
2位 東京大学 172人
2位 早稲田大学 172人
4位 日本大学 81人
5位 京都大学 79人
6位 明治大学 73人
7位 中央大学 68人
8位 同志社大学 54人
9位 一橋大学 47人
9位 大阪大学 47人
11位 関西学院大学 43人
12位 青山学院大学 41人
13位 関西大学 40人
14位 立教大学 38人
15位 法政大学 37人
16位 神戸大学 29人
17位 東北大学 28人
17位 九州大学 28人
17位 東海大学 28人
20位 東京理科大学 25人
20位 近畿大学 25人
22位 甲南大学 24人
23位 立命館大学 22人
24位 北海道大学 21人
24位 学習院大学 21人
24位 上智大学 21人
27位 名古屋大学 20人
28位 東京工業大学 19人
28位 成城大学 19人
30位 明治学院大学 17人

上場企業の社長の出身校となると全体のランキングには登場していなかった難関国立大学が登場してきているのが特徴的です。私立大学が優勢なことは変わりませんが、性別でも全体でもランキング外であった国立大学が顔をだすというのは面白いランキングといえるでしょう。

まとめ

データも含めて紹介してきましたが、あなたが本気で起業を目指すのであれば、大学進学の際の学校・学部選択が重要となってきます。

世間でいわれている難関大学が必ずしも起業に適しているわけではありません。あなた自身の考えと大学の教育方針を照らし合わせたうえで、起業に最適な道を探してみることが大学進学をして起業を考えるときには必要となるでしょう。

また既に明確で強固なビジネスプランがあるのであれば、ピッチイベントに参加してビジネスプランを客観的に評価してもらうことも起業するためには重要なことでしょう。

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