起業にはどのような知識が必要? 結構誤解している人が多かった
- 起業にはどんな知識が必要なのでしょうか?
- 起業にはユニークなアイデアが必要?
- 優れたビジネスアイディアとは
起業をしたいと思っている人たちは、現在相当な数ではないでしょうか。
もちろん、起業するにあたり、いろいろな不安を抱えることになり、起業するためには、相当多くの知識・ノウハウも必要になるでしょう。
実際に、起業した人たちに話しを聞けば、最初にスタートしたイメージと随分違うともいいます。
それは、最初に起業の知識を充分に収集出来ていなかったせいかもしれません。
それで上手く行けばいいのですが、そうとも限らないので、そのような起業家たちが、どのような点に違いを見たのか、しっかり理解しておくといいでしょう。
誰でもなんとなく起業をスタートしようと思って成功出来るというものではありません。
なのに、現在では成功するには一番起業が手っ取り早い方法であるかのようなデマも流れているので、相当注意して構えたほうがいいでしょう。
新しい発想というものが存在していれば、それだけ起業の成功率は高くすることができるでしょう。
しかし、そのようなことがわかっていても、実現はなかなか難しく、そのようなアイデアが、そのへんに簡単に転がっているわけではありません。
多くの起業家たちが、どのようにしているのかといえば、 敢えて言えば、少しだけ新しいアイディアを取り込む程度のことをしているのではないでしょうか。
少しだけ新しいアイディアを取り込むだけの姿勢でも、今まで存在しない、イノベーションを生み出すことができます。
そのような部分にビジネスチャンスも存在します。
現代社会において、全く異質なものを創造しようと思えば、時間もコストも相当かかります。
起業の知識として、アイデアは斬新である必要はないのです。
使い古されたアイデアからの延長線上で何か出来ることがないかという考え方がいいでしょう。
あなたが起業して、すぐに商品やサービスがヒットすれば、すぐにお金にすることができます。
実際には、お金を得るまでには時間がかかるケースが多いと思います。
そこで、起業する人たちは、相当な忍耐力も持つ必要があります
起業ってこんなはずじゃなかった……ということもあるかもしれません。
将来勝つことができる起業の下作りをするための努力が必要になります。
若い人たちが起業して成功するケースがありますが、相当勉強していると思います。
そのような人たちを見て、安易に起業をして儲かるという認識を持つ人もいます。
もちろん経営学やMBAなどの知識が必要になることもあるかもしれません。
敢えてここで言いたいのですが、経営学やMBAと言った知識ばかり身につけても成功するとは限りません。
何が欠けているのかといえば、「実経験」の方だったりして、実経験から学んでいくこともたくさんあると思います。
そこからいろいろ試行錯誤の発想も生まれるでしょうし、そのようにして起業家たちは成功していきます。
危険なのは、知識に偏ってしまうことです。
社会は、理論通り動いているケースはほとんどないと言っていいでしょう。
起業をしようと思っている人たちは、投資家等から資金調達をすることを目指すかもしれません。
それが上手くいった時には起業が成功したものと勘違いをしてしまうこともあります。
しかしそのような起業家は、安堵感にただ包まれるだけで、成長出来る過程を見失ってしまうことがあります
そうでない起業家は、よりユニークな発想をしコストを出来る限り抑えようという姿勢も生まれると思います。
そもそもお金の問題は、起業とは切っても切り離すことができません。
そして、お金がないから起業出来ないとあきらめる人も多いかもしれません。
敢えて起業の知識として、起業すること=お金かかることではないといいたいのです。
お金を得、突然大々的に起業するというのも1つの起業スタイルかもしれません。
他に仕事をしながら副業的に起業をする方法もあります。
またプロジェクトごとに必要な資金を公募したりする、KickstarterやCampfireを活用するのもいいでしょう。
起業家の中には、最初は、自宅オフィスからスタートして、一年以上無収入、資本金はといえばたった50万円程度という方もいらっしゃいます。
そのような起業スタイルでも充分成功の可能性はあります。
起業で成功する秘訣は、すぐに諦めないことです。
しかし、あきらめない信念を持ち過ぎてしまったゆえ、自分自身のアイデアに固執してしまうこともあります。
時代や状況によってアイデアも変わっていかなくてはいけません。
正解だと思っていたことも、時代が変わってしまい100%覆ってしまうことも起こるかもしれません。
そのようなとき、ただ自分が抱えている知識に閉じこもるのではなく、いろいろな人たちと接して、アドバイスなど受けてみるといいでしょう。
自分が起業している姿勢をどうにか客観視してみる方法について考えてみましょう。
起業のスタートも大変でしょうけど、実際にもっと大変なのは、一度上手く軌道に乗ってしまってからの方です。
会社はどんどん放置しておいても成長して行ってしまう時期もあるかもしれません。
しかしそのときに起業家の力量、技量が追いつかなくなってしまうことがあります。
外部から見れば順風満帆だとしても、それは外部からそう見えるだけであり、穏やかな大海でも必死にもがいている鳥はいます。
そのことに起業家自身が気付かないことがあります。
現状に安心している姿勢を持ってしまうから、既にそこから会社の衰弱がはじまっているのではないでしょうか。
起業とはそんなに甘いものではありません。しっかり起業に対しての知識・ノウハウも持つ必要があるでしょう。今回、お話しした起業スタートの誤解を解消出来れば、納得した道を進んで行くことができるのではないでしょうか。
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