ビジネスモデルとしてストック型にしていない失敗 - スモール＆ローカルビジネス社長に知恵を/スモーカルビジネス大学

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ストックを持つことで黒字確定状態をつくる

ビジネスモデルとして、1回売ってお金をもらって終わりのビジネスなのか、1回売ると毎月お金をもらえるビジネスなのか、前者を売り切りのビジネス、フローのビジネスといいます、後者をストックのビジネスといいます。どちらがよいというのはありません。どちらも有効で、組み合わせたり、タイミング的に使い分けたりというイメージを持たれるとよいと思います。

最初からでもよいですし、1つの目標としてのおススメは、ストックのビジネスモデルを持ち、そのストックの売上で毎月かかっている固定費はじめ一般的にかかっている支払の合計を超えるということです。つまり毎月黒字が確定しているという状態をつくるということです。フローのビジネスしかないと毎月新規契約を獲らないといけません。つまり毎月０からのスタートで実質的にそれをずっと繰り返すことになります。少し大変ですよね。

フローの場合には商品やサービスが納品しやすい、お金の実入りがよい（キャッシュフロー）などのメリットがもちろんあります。

ただ事業というのは色々なリスクに対応していくべきですので、お金の流れ、キャッシュフローという意味でもストックのビジネスがあるととても強いです。ストックがあることで、キャッシュフローが読みやすくなり、どんどん事業に投資ができるようになっていきます。あなたの精神安心的にもとてもよいですし、事業を根底から強くすることもしやすくなります。

ストックモデルの場合の難しいこととしては、キャッシュフローがフローに比べて悪いこと（お金がなかなか積もっていかないということ）、毎月お金をもらうということでそれに見合っている商品、サービスのレベルになっていないと当たり前ですが成り立ちません。

ストックの商品、サービスをつくることが難しいというイメージです。ただそこを目指してつくっていくことをしましょう。