投資しているお金の費用対効果を正確にチェックしない失敗 - スモール＆ローカルビジネス社長に知恵を/スモーカルビジネス大学

目次 [非表示]

売上が上がってくると、相対的に、確率的に、お金の使い方が緩く、ルーズになっていきます。会社を強くしないお金は使ってはいけませんが、強くするであろうお金であっても、しっかりと効果の検証、見直しを定期的にするべきです。

結構な確率でほぼ使っていないのに毎月お金を払い続けているサービスがあったりします。またサービス自体の機能をちゃんと知らないことで、似たサービスを契約をしていたり、プランを一番下げても十分だったりということは多々あります。

お金を使うというのは、ダイレクトにお金がなくなります。

たとえば、物販をしているとして、売値100万円、商品原価50万円、売るための広告宣伝費など全て入れる、1つの商品で利益は5万円だとします。

毎月よくみると無駄なものに25万円使っていました。この会社はそもそも25万円を稼ぐためには、500万円売上を出さないといけないわけです。

常に費用対効果を意識して、何にお金を使うべきなのかを考えましょう。

集客や売上部分が少しずつ安定してくると、お金の使い方を気にしましょう。特に事業というのは1日にして局面が一気に悪くなることもしばしばあります。

お金の使い方というのは、会社の将来の強さを決めるものです。何にお金を投じているのかは当たり前ですがとても重要なわけです。何にお金を使うべきかということはタイミングによって異なるものの、何にお金を使ってはいけないかということはタイミング関係なく決まっています。

会社が強くならないお金は使ってはいけません。あなたが単純に飲みにいくお金を交際費などにしたり、不必要にオフィスを豪華にすること、物品を調達することなどです。

会社は如実にどんどん弱くなっていきます。最初は少しくらいという感覚だったのが気がついたら、公私混同ということは本当にあります。今まで頑張ってきた分、ちょっとうまくいったことでの反動が大きいということもあると思いますが。