フリーランスの多くは時間売りビジネスなのでどこかで息詰まる失敗

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良い悪いは置いておいて、フリーランスの事業というのは、大抵がその人自身がソリューション（商品・サービス）であることが多いです。その人が専門スキルをもって解決するので、その人が稼働をしなければいけません。

そのため仕事が1つ決まると、この人の一定の時間が納品にあたって必ずかかるわけです。
この場合、基本的には、かかる時間に対して報酬を決めるので、結果として時間売りの構図になります。時間売りの場合には、独立後、当面は自分の時間給を高めていくことになっていきます。
また、基本的には売上（時間給×月の稼働時間ですが、月の稼働時間は限界があります。）には限界が出てしまいます。

時間給を上げていくことがずっとできるという人もほとんどいませんので、どこかで天井は必ずきます。
また、時間給がすごく上がったらとても嬉しいですが、それは、あなたのバリューであって、あなたに紐づくものです。
そのため再現性がなかなかなく、あなた以外の人が商品やサービスを納品できるかとなるとクライアントがあなたでないとダメと言って嫌がったり、そもそも納品物としてもあなたでないとできない構図になりがちです。
最初はそのようなことも考えずとても嬉しいなと思ってやっていくわけですが、どんどんこの時間売りという構図に詰まっていくことになります。

もし稼働時間を下げてしまうと売上が下がると言う構図なのでとても注意が必要です。
あなたが売上を上げるために無理をし過ぎて病気をしてそもそも稼働できなくなったり、プライベートが一切なくなってしまうということもよくあります。

時間売りのビジネスは簡単にはじめられる分、事業のモデルとしては限界が決まっている、問題がとてもわかりやすいものですのでしっかりと検討しましょう。