副業者の足を副業者やフリーランスが引っ張るという失敗

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副業者やフリーランスの人の数が増えているわけですが、それはレベルの低い副業者、フリーランスもたくさん増えているということです。
他の副業者、フリーランスに足を引っ張られて失敗するということも全然ケースとしてありますので注意が必要ですし、今後は一層増えていくケースだと思っています。

副業者、フリーランスのレベルが低いというのは、この2つです。
１、人として、ビジネスマンとしてのレベルという意味
２、専門スキルそのもののレベルという意味

１、人として、ビジネスマンとしてのレベルが低い
よくあることとして、できないことをできると言ったものの結局全然できない、
急にいなくなる、連絡が取れなくなる、義務を履行していないのに権利ばかり主張する（全く仕事として成立していないのに終わったということでお金を要求してくる）、期限をこれでもかというくらい守らない、コミュニケーションのコストが高い＝連絡が遅い、3回くらい聞かないと事実にたどり着かない（的を全く得ない回答が返ってくる）など。

２、専門スキルそのものというのは、わかりやすくいえばピッチャーとして130キロのストレートを投げることができないと入団条件としてＮＧとしているのに、嘘をついて何とかなると思って100キロそこそこしか投げることができないのに入団してきましたという状況です。そもそも論、想定しているスペックがないということです。

どちらの意味でもレベルの低い副業者、フリーランスは本当にたくさんいます。（驚きますよ！）
そのため、あなたがそのような副業者、フリーランスと知らず（事業者、発注者としての経験が上がっていかないとなかなか見る目が養われません）、提携先や事業を一緒にやるなどと付き合ってしまうことが結構あります。
その結果、一緒に仕事を受注した、仕事を下請け的に依頼をし、悪夢を見ることがあります。

これはあなたの経験ややり方にも原因があります。仕事を受発注、連携先を探す、仲間をみつけようとするときなど全てに共通しているのですが、チェックがあまりにも緩いということがあります。商品やサービスそのものに関わる部分というのは関わる人に関するチェックは厳しくてもし過ぎることはない重要事項です。

提携先のチェック項目

やりとりをしていてちょっとでもコミュニケーションに違和感を感じる。

何かかみ合わない、スピードが遅い、夜間ばかり返信がある（返信が合理的な理由を除いて特定時間に固まっている）、テンションがおかしい（躁鬱の方が多くいます）などは注意です。

メールしか使えない

今の時代はＳＮＳでのメッセンジャーなどを中心にコミュニケーションが行われますので、
コミュニケーションツールがメールだけなどという人は少し付き合うことを考えたほうがいいと思います。特にフリーランスというのは、リモートでのコミュニケーション中心になりますので、組む先としてコミュニケーションが楽ということが重要です。
また、あなたが良く使っているツールなどを使うことができるかなどの実際部分の摺合せなども大切です。

小さい約束守らない

些細なことを守れない人とは絶対に付き合わないことです。
相手も独立しているフリーランスなのであればなおのことです。自分で事業をやっていて約束を守らないと言う人は絶対にＮＧです。

1人で０からやった完成物を出させる

実績を教えてくださいとすると、過去の会社でのプロジェクトの実績などを出していることが多く、その人のパート、その人が今でも再現性高くできることは何かをしっかりと聞きましょう。
プロフィールや実績、できることを盛っている人はたくさんいます。そのため事実を絶対に厳しく見るべきです。また、その仕事にかかった時間を正確に把握することも重要です。よくあることですが、この仕事と完成物のレベルであれば3時間程度で終わった欲しいと思っていて、それでできると勝手に思っていた人が、実はその作業に8時間程度かかっていたということです。これは結果として納品のスピードを下げますし、原価も高くなってしまうので十分に注意してください。

契約書をしっかりとまく

面倒だと思ってしまったり、あまりに意気投合したので何の問題もないと思ってしまった、そもそも発注者であるあなたの経験値が低いと契約書を結ぶということが当たり前になってしないと、契約書を結ぶことをしません。
結果として、言った、言わないという水掛け論になってしまい収拾つかず、諦めて、泣き寝入りしたり、無駄なパワーを使うことが多々ありますので、仕事の範囲を明確にして、しっかりと契約書を結ぶことです。

また報酬などの決め方も曖昧な部分を残さないようにしましょう。
時間給の場合には、ミーティングや移動時間は稼働扱いになるのか、ミーティング時の移動にかかった交通費は別途出るのかなど、意外と細かい部分で揉めたり、認識のずれがあり、ちょっとストレスになることがあります。

小さい仕事でトラブルにならないものからまず依頼

当たり前ですがまずは小さく、何が起きても挽回ができる仕事から依頼をするようにしましょう。いきなり大きな、挽回がきかないような仕事を人に任せることはやめましょう。いくら信頼できる人の紹介であっても同様です。何があるか本当に一寸は闇です。

進捗を毎日出させる

仕事の仕方として受発注のどちらの立場になっても、これは意識をするとよいと思います。特に受注者で、その案件を誰かに一部でもやってもらう場合には、明確な報告などのルールを定めるべきです。放置は絶対にダメです。良い結果にはなりません。
また相手に合わせすぎることも危険です。遠慮してはいけません。あなたの仕事である場合には、あなたが全責任を持っているわけなので、あなたのやりやすい方法（無理やり強いるのではなく、押さえる部分は絶対に押さえることをしましょう。）

リスクヘッジのリスクヘッジで別の人も確保

商品・サービスの納品に関していえば、何が起きても絶対にできるようにしないといけませんので、パートナーや連携先なども余分にネットワークしておくべきです。
また、その際に緊急登板で実力が実際にわからないという人にお願いする場合には、よく事故が起きますので注意です。いつもやりとりしている人の感覚でというわけには基本いきません。また急いでいるときや焦っているときほど、初期にすべき確認事項（このチェック項目など）を確認していなかったとかで揉めます。そのためにも、緊急登板となったとしても日頃から仕事を小さくでもやっておいてもらって実力やコミュニケ―ションで馴れておく人を確保しておくことも経営という観点でとても大切です。