独立するための顧客の集め方と注意点

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自分の経歴やスキルに自信がある人が独立したときでも、悩まされることがあると言われているのが顧客の獲得です。

しっかりと準備をしたり努力をしていないと新規のお客さんはもちろんのこと、お得意様を獲得することも難しくなります。

お客さんが獲得出来ないと売上にも響くので、注意が必要です。そこで独立したときに知っておきたい、顧客の獲得方法や注意点について解説します。

事業を安定させるための顧客集め

会社員や派遣社員、アルバイトなど様々な雇用形態がありますが、どのような働き方でも組織に所属していれば収入が得られます。

毎日通勤して仕事をしていればある程度給与が貰え、時にはボーナスなどの臨時収入を得ることも出来ます。

ですが起業や独立をすると毎月の会社からの給与は無くなり、安定した収入は自分自身で生み出す必要が出てくるのです。

そこで重要となってくるのが「顧客」なのです。会社などの組織に所属しているときにはあまり考える機会は少ないと思いますが、仕事があり、お金が貰えるのはお客さんが居たからです。

営業担当者が、もしくは違う部署の社員が、もしかしたら自分自身が顧客や仕事を獲得してきた経緯があります。

さらに会社員として働いているときには会社という名前を借りて、顧客はその会社名を信用して仕事を与えてくれていたのです。

ですが独立をするということは、全てゼロからのスタートとなります。会社という看板を無くし、一からやり直す必要があるのです。

自ら仕事を作らないと安定した収入は望めないので、そのためには顧客を集めることが大切なのです。

これが上手くいかないと存続に関わってしまうこともあるので、まずは顧客集めに力を入れるようにします。

顧客を獲得するための方法とは

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一言で顧客といっても、顧客には2種類あります。それは新規顧客既存顧客です。

新規顧客は関係性の全くないところから呼び込むお客さんのことで、道行く人やインターネットを閲覧している人たちも対象となります。

このような関わりを持ったことがない人達から自分の事業に興味がある人を探し出し、サービスや商品を買って貰うようにするのです。

新規顧客を獲得するためにはある程度の費用が必要とされていて、初期費用の準備は欠かせません。

また興味を持って貰うための宣伝費や買って貰うためのサービス費用のお金だけでなく、新規顧客の気持ちや考え方を理解する必要もあります。

既存顧客は会社員時代に付き合いがあったり、元々知り合いでお客さんになってくれた人を指します。

はじめは新規顧客だったとしても、何度かリピートしてくれたり、商品を買ってくれたことがあれば既存顧客になるのです。

既存顧客となれば事業の魅力や商品の良いところなどを理解してくれているので、比較的ビジネスがしやすい相手となります。

ですがビジネスがしやすいからといって配慮が足りないと関係が切れてしまうことがあるので、きちんと配慮することが大事です。

新規顧客を獲得するためには細かくマーケティングをしたり、宣伝媒体をきちんと選んで宣伝するようにします。

まず誰に対してマーケティングを行うのか、誰に対して商品やサービスを宣伝するのかを考えます。

ダイレクトメールを使うならどんな人に送るのか、飛び込み営業ならどのエリアでどんな人を訪ねるのか、テレアポなら誰に電話するのかを決めるのです。

きちんとターゲットを決めることで効率よく宣伝が出来るようになりますし、興味を持って貰えそうな人に直接訴えかけることが出来るので新規顧客が見込めるのです。

アピールしたい人達が決まったら、ターゲットはどのような商品やサービスを望んでいるのかをしっかり調査します。

モニターとなる人達を集めてアンケートを実施したり、政府が発表している統計データを元に市場調査をします。

ターゲットとなる人と同世代の人達を集めて、商品を手に取って意見を言って貰うなど時間を掛けてリサーチするのです。

ターゲットを絞り込んでマーケティングをしたら、宣伝媒体をいくつか選んで宣伝をします。

ターゲットが見たときに興味が出たり、ぜひ利用してみたいと思えるようにするのです。

宣伝媒体は様々な種類があり、新聞の折り込みチラシやポスティング、ウェブサイトやダイレクトメールなどがあります。

新聞の折り込みチラシは新聞に挟んであるチラシのことで、特定のエリアのお客さんを集めたいときに役立ちます。

不特定多数の人に読んで貰うことができ、幅広い年代にアピール出来るのが良いところです。

ポスティングは家の郵便ポストなどに広告を入れていく方法で、新聞の折り込みチラシと違って色々な工夫が出来るのが特徴です。

サイズを変えたり、封筒に必要な資料を入れたり形にとらわれずにアピール出来ます。多くの情報を伝えたい、サービス券などを入れたいときに便利です。

折り込みチラシやポスティングでは広告を作る時間やコストが掛かりますが、ウェブサイトなら低コストで色々な人に見て貰えるチャンスがあります。

様々な情報を一度に盛り込むこともでき、リアルタイムで情報を発信出来るのはウェブサイトならではです。

若い年代にアピールしたいとき、キャンペーンなど期間限定のサービスを宣伝したいときに使います。

ダイレクトメールは宅配や郵便、電子メールなどを利用して、相手にメッセージを伝えます。

ターゲットが決まっているのなら、ターゲットの心に響くような情報を与えられるのです。レスポンス率もアップし、新規顧客の獲得に繋がりやすくなります。

新規顧客の獲得もとても大切ですが既存顧客がとどまるようなシステムを構築し、リピーターを増やします。

既存顧客へのアピール方法として一般的に使われているのが、ルートセールスです。

お客さんのもとに足を運び、困っていることはないのか、どんなサービスを望んでいるのかを聞き出していく営業です。

困りごとや必要なものが分かったら問題を解決することが出来るような他の商品やサービスを提案し、リピートして貰えるように努力します。

定期的に既存顧客向けのダイレクトメールなどを送り、キャンペーンやお得な情報を伝えてフォローするようにします。

顧客を獲得するときの注意点

会社員から独立をして顧客を開拓するときには、前に所属していた会社の顧客リストは使わないようにすることが何よりも大事な注意点です。

会社の顧客データを使ってしまうと不正競争防止法に引っ掛かったり、秘密保持義務違反になるのでリストを持ち出して使わないようにします。

持ち出して顧客を獲得したことが分かってしまうと訴えられるケースもあり、損害賠償請求などのトラブルに発展することもあるので自ら顧客を獲得するようにします。

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