総合トップ
起業
マーケティング
M&A/事業承継
仕事のできる人
セールス&営業
マネジメント/人材育成
経営

事業は情熱や理念とお金のバランスでできている

目次 [非表示]

たとえば、理念の実現というのは、北極星だけをみて歩き続けることだとします。
目指すべきところを見失わないようにそこ一点をみて歩き続けるわけです。
目的地を見失うことはないと思いますが、実際に北極星をずっと見続けて歩いたらどうなるでしょうか。足元転んでケガをしてしまうかもしれませんし、事故に遭うかもしれません。

では逆に、転ばないようにと足もとだけみて歩き続けた場合にはどうでしょか。確かに転ぶことはなくなると思いますが、足もとだけみて歩き続けた場合には、あなたは1年したらどこにいるでしょうか。あなたのいきたいところ、いたい場所にいることができるでしょうか。

北極星をみて歩くことと、足もとをみて歩くことというのはどちらも大切なことなわけです。

僕はよく事業は2つの負けるポイントがあると言っています。
1つはキャッシュフローでの負けです。これはお金がなくなったら負けるという意味です。
もう1つは、やっている人の情熱がなくなったときに負けるといっています。つまりは何故やっているのかという理念です。

事業をやる人ほど、事業をどうしてもやりたいという気持ちが当たり前ですが強いわけです。そうすると前向きで早くやりたがるので少々というか、準備不足で飛び出す人もたくさんいるわけです。出たとこ勝負のような人です。(個人的には嫌いではありませんがw)

このような人の場合には、相当、楽観的な事業計画書になっていることがほとんどです。
売上が一気に上がることを想定していたり(その根拠は気合で頑張るとかがほとんどです)、全ての納品が何の問題もなく終えることができる想定を組んでいたりします。
仲間も勝手に見つかることを想定していたり(実際にはなかなか見つからず、採用できず、納品ができずに停滞するなどあるあるです)します。

採用した新人があなたと同じレベルで商品、サービスを納品できるような想定をしていたりします。
(即戦力で、全てわかっているということです。そんなことは絶対にありません。基本的にはかなりの研修期間やOJT期間が必要になりますし、この期間中に辞めたりということもしばしばあります。)

逆に、計画的で細かい、倹約家の人ほど、シビアすぎる事業計画書をつくり、窮屈な想いをすることがあります。何とかなるし、しなくてはいけないだろうということで、超最低限の人件費を想定しているとか(そんな安い賃金では今の時代だれも来ないでしょうというような給与など)、広告費用なども実質的に何にも使えないくらいの予算しかないなどです。

結果として事業計画書上は利益が出ているのですが、実際やってみると数字がどれも厳しすぎて想定よりもお金がかかることが多々あり、実際の結果として黒字にならないことがあります。実際の今を踏まえて事業計画書は設計しないといけません。

おすすめ関連記事

ー会社を買って起業することで手間が省けることも?ー
「2019年1月更新/新しい起業の方法や種類登場。副業~会社を買って起業」

ー株式会社を設立するなら株式の持分については理解しておこうー
「すごくわかりやすい!株式の持分のまとめ」

ー資金調達したいならメリットとデメリットも理解しようー
「2020年1月更新/10種類以上の資金調達の種類、方法、メリット、デメリットまとめ」

ー産業振興のために準備されている助成金・補助金を理解しようー
「2020年1月更新/起業・創業を助ける様々な助成金・補助金を徹底解説!」

ー起業するにはお金をどのくらい準備していないといけないのかー
「起業に必要な費用やお金を時間軸とともにまとめました」

ー合同会社を設立したいのであれば覚えておくべきことー
「合同会社設立(LLC設立)について日本で恐らく1番分かりやすいまとめ」

ーNPO法人を設立して社会起業家として活躍したい方へー
「NPO法人を設立するメリット、費用、手続きなどまとめてみました!」

ー個人事業主と法人は実際にはどのような違いがあるかー
「個人事業主と法人とは?違いを超わかりやすく解説」

ー会社も支払うことになる保険料について理解しようー
「協会けんぽと健康保険組合の違い、資格取得日と保険料の関係とは?」

ー資本金1円で起業した場合に直面することー
「1円起業をはじめ超少額の起業について実態をまとめてみた」

関連記事

著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

株式会社ウェイビー代表取締役社長
徳島大学客員教授
世界経済フォーラム(ダボス会議)メンバー


慶應大学卒業後、23歳の時、病気をきっかけに、小学校親友4名、資本金5万円で起業。

10年間で10,000人を超えるスモールビジネス支援の実績を誇り、
スモールビジネスが、「早く、大きく、強く」育っていける01クラウドシリーズを展開。

経営、マーケティング、マネジメント論に定評があり、全国多数の経営者に慕われ、
銀行、経営者団体、上場企業などからの講演実績も多数。

「自分で稼ぐ力を身につける本」や「起業家のためのマーケティングバイブル」など著書6冊。
日経新聞、エコノミスト、NHKなどメディア出演多数。