単価を上げるための戦略やアイデアはいかがでしょうか?

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そもそも商品やサービスの単価=価格というのは、価値でできています。そのため単価を上げるためには基本的には価値を増やさなくてはいけません。
単価を上げようと思った場合には、価値はどうやったら増やせますか?それを考えます。

価値を増やすこと自体は、お客さんを喜ばすことに繋がります。そのため、会社の目的そのものですし、会社自体の本当の意味での強さを表していると思います。

「追加提案やセット販売で単価を上げる」

僕は学生の頃にマクドナルドでアルバイトしていました。
マクドナルドでは、単品を購入された方には、他のものを提案する=サジェストするというルールがありました。

ハンバーガー単品で購入の方には、ドリンクを提案するというイメージです。

また、セット購入の方に対しても、サイズをLにしませんか?と提案をしていました。これはまさに単価アップの常套手段なのです。

組み合わせの良いものはセットにしてしまい、単価アップにつなげてみてください。

洋服でいえば、お客さんが買おうと思っている、シャツに合う、ズボンやジャケットなどをとても合いますよという形で提案したり、旅行でのアクティビティーの提案、ジムのオプションプラン、携帯のオプションプラン、レンタカーの保険などはまさに価値を増やして、単価を上げるための方法ですよね。

ご自身が、お客さんのときに、ついつい追加で買ってしまったという経験を大切にしてください。

うまく売上アップを実現している会社は、お客さんにとって必要なものを追加提案していたり、そもそも最初からセットにして販売をしていたりするのです。

「徹底的に価値を磨き、単価を上げる」

価値を磨き、価格を上げるという意味では、ディズニーランドの展開がとてもわかりやすいです。1983年の開園時には、1デイチケット3,900円でしたが、年々チケット価格が上がって、現在は、7,400円と2倍近くまでチケット単価が上がっています。

すごいですよね、今のサービスの価格を2倍にして、客数が落ちなければ、なんて嬉しいことでしょうか。

もちろんディズニーランドは、1983年当時と施設の内容が同じかというと違います。

どんどん新しいアトラクションやイベントの企画などを開発し、価値を増やし続けています。そのため、お客さんの満足度を保ちつつも、価格を上げることができているのです。

あなたも、日々自らの商品やサービスの価値を増やしていかないといけません。この価値が一定のレベルを超えると、周りからはブランドとみなされるようになるんだと思っています。(ブランドのレベルまで会社は目指さないといけません。ブランドというのは必ずしも高いものでなくとも構いません。)

価値が増えていき、お客さんがそれを欲している、認めてくれるものであれば、価格を上げることはできます。そうすると、どんどん価格が上がって、売上も上がってよいのですが、反面、価格が高くなり過ぎると客数が減ってしまう可能性ももちろんあります。そのため、商品やサービスの種類を増やして、それぞれで価格帯を変えたりしながら、客数も増やし、価格や単価も上げていく方法を考えていきます。ディズニーランドも、年間パス、時間帯限定のチケットなど、様々な価格帯を持っていますよね。

「単発的な形の商品からサービスへ転換させる」
単発で商品やサービスを売り切りのような形で展開することになってしまうと、
それっきりお客さんとの接点を失ってしまって、次の購入の機会をつくることができなかったりします。

そのため、売り切りのお金のもらい方のモデルから、レンタルや商品やサービスをお客さんに使用させる形に変えるということも、単価を上げるための方法としてはありかもしれません。

次にご紹介する購入の頻度の問題にも繋がってくる話です。
最近でいうと、サブスクリプションモデルというモデルが流行っています。

月額定額のサービス制という意味です。
アマゾンプライムやネットフリックスなどが有名ですね。月や年〇〇円払うとサービスが使い放題になるというものです。
ラーメン屋でも野郎ラーメンがサブスクリプションモデルを導入しました。

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

2009年慶應義塾大学法学部を卒業後に、2010年株式会社ウェイビーを創業。
創業以来、一貫して、中小企業、個人事業主のインキュベーション(成長支援)に従事。
その数1,200社超。「世界を豊かにする経済成長のビジネスインフラを創る」というウェイビーの理念が大好き。
世界経済フォーラムが選ぶ若手リーダー選抜、徳島大学客員教授、スモールビジネス向け書籍7冊出版。